「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?
2025年6月10日、夏の参院選の比例代表に山尾志桜里元衆院議員(50)が国民民主党から立候補する旨の単独記者会見が行われた直後、榛葉賀津也幹事長(58)が山尾氏公認を見送ると記者団に明らかにしたことがわかった。
5月14日に擁立を決めたが、今回も集中砲火を浴びた過去の不倫疑惑や、国民民主党の方針から逸脱する、女系天皇に賛成の立場を表明、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」について「女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っている」とXに投稿したことがSNS上で批判を浴び、これらが党内で火種になったのは言うまでもない。
この記者会見について国民民主党の玉木代表は
「エンドレスで答えるという気持ちで臨んでもらいたい」
と発言したそうだが…
千代田区衆議院第一議員会館にて記者会見が行われた。冒頭では立位で、先ずは記者会見に足を運んでくれた記者団に、ありがとうございますと挨拶し、過去の指摘に対する説明をさせて頂きたいと述べた。
まず山尾氏が謝罪したのがガソリン代不正支給だ。
民主党愛知県第7支部が桜友会から2012年に10回に渡り計899万円の寄附を受けたと収支報告書に記載したにもかかわらず、桜友会側の収支報告書には5回分423万円分の寄附しか記載されていなかった。〜ウィキペディアより〜
2009年に初当選した山尾氏は
2012年まで、衆議院議員第一期目を務めた間にガソリン代の不正支給を受ける。
2期目に差し掛かった頃2016年3月31日付の週刊新潮に暴露された。
「1期目のときの秘書がどなたかが置き去って行ったガソリンのプリペイドカードを持ってきて私共の経費で支払いを受けていた。その額166万円。」
この件について「事務所を立ち上げたばかりで、管理が甘かった」と反省していると述べた。
2021年4月27日、「週刊文春」電子版が記事を配信。山尾志桜里が同年4月3日、10日、17日に「国会議員鉄道乗車証」の不適切使用を重ねていたことと、4月3日に三鷹駅の有人改札から議員パスで入場したことが暴露される。
「当時議員パスを使って、私的な用事を済ませていたのは事実です。そして当時SNSを使って謝罪するという曖昧な主旨だった」と謝罪。
8年前指摘を受けたときの自らの対応が極めて未熟だったと改めて謝罪した。
「8年前の当時山尾氏は2017年不倫が暴露されると、記者会見で、相手方の男性と男女の関係にない、と言っていたのですが、今この場において当時の男女の関係を認めるのか。」
フリージャーナリスト白坂和哉氏(58)が真っ先にした質問を、田中龍作氏、アークタイムズの尾形聡彦氏(56)、東京新聞/アークタイムズの望月衣塑子氏(50)が同じ質問のバトンを言わばリレー方式で繋いだようになり、“不倫質問の4弾集中砲火”を山尾氏に浴びせた形となった。
「あの頃は自分自身の説明だけをしてメディアの皆さんからの質疑を受けなかった事を本当に良くなかったと思っている」と謝罪する山尾氏。
「この場では8年前の事をどうしても言うことができない」
と山尾氏が答えると、白坂氏は
「2021年週刊文春(5月6・13日号)が、お相手の、弁護士である男性(倉持麟太郎氏(42)の妻が自ら命を絶たれていると(2020年10月3日)。そのような報道があったことをどのように考えているのか、人の命がかかっていた中で、国政議員になる資格があると思うのか」
と質問。
山尾氏は
「今の指摘について私は事情を存じ上げない。今この場で話すことはどうしてもできない。色々な立場の人にご迷惑をかけることになるので、皆さんの前で新しく話をすることは勘弁して欲しい。」
と答えるのみ。
続いてマイクを代わった田中氏は
「相手の男性(倉持氏)のお子さんはお母さんを失った事によって遺児になっている。そのお子さんの事を考えたことはありますか?その原因を作ったのは自分だと考えたことはありますか?」
と山尾氏に問い詰めると
山尾氏はどう答えようか迷ったかに見えたが、
「ご指摘は受ける。ただこの場で自分の思いを口にすることはできない。」
と頑なに拒否した。
田中氏は
「山尾さんの政策の中に『人に優しい国づくり』とありましたね?自分が原因で(倉持氏の)奥さんを死に追いやるような人が、『人に優しい国づくり』っておかしいんじゃないですか?矛盾しませんか?」
と再び質問を返す。
今度は山尾氏、心の準備が整ったのか頷きながら質問内容を聴き、
「私、事情を存じ上げないんですよ。」と、小池百合子都知事がよくやるような上目遣いで田中氏を見つめる山尾氏。
「なのでここで申し上げることはできません。」
ときっぱり答えると、
次の質問者、アークタイムズの尾形氏へマイクが渡る。
「同じ件なんですけど」
尾形氏がまくしたてる。
「8年前の記者会見で山尾さんは『男女の関係はない』と不倫関係を否定していたわけですよ。山尾さん今も嘘をつき続けるのでしょうか?それとも不倫を認めるのでしょうか?この質問が何故大事かと言うと、我々多くの人が国会議員を選ぶ上で、その人が8年間嘘をつき続け、この場でも答えを控えると言って、嘘をつき続けるのか?ここは国会議員の資質として非常に重要な部分。なのでこの質問に答えて頂かないと立候補する資格がないように思えるのですが?」
山尾氏は再び落ち着きを取り戻し
「8年前、会見で言ったことはそのまま事実でございます。新しい言葉とか想いとかをこの場で語ることは(勘弁願いたい)。8年間、色々な関係者の方も、色々な思いの方もいる。大変申しわけないんですけど(発言は)控えさせて下さい。こういった質問を受ける原因は8年前の、自身の未熟な行動と対応にあり、それは本当に心から反省しております。」
と慇懃に答えた。
「やはり当時自分の心の中に奢りがあったと思うんです。政治家は仕事で返せば良いんだというような気持ちがあったと思う。ただ、8年の年月を重ねて、やはり改めて政治家は国民の皆さんの信頼を経て、国益を背負って全力で仕事をするべきだと改めて心に誓っています。再起のチャンスを頂けるのであれば、国民の信頼をしっかりと築いて全力で国や国民のために働ける政治家になりたいと思っています。」
しかし尾形氏は
「山尾さんのおっしゃったことは不倫関係をきっぱりと否定したということだと思いますけど?」
と山尾氏の政治にかける意気込みは一切取り上げず、再び不倫質問の舵を取る尾形氏。
「だとすると、この間ずーっとあった山尾さんに対する不倫についての報道は全て嘘で人権侵害だったということで、大変な問題になるんですが?
山尾さん今でも不倫関係について否定するわけですね?その中で未熟な行動という言い方をしているが『未熟な行動の中』には不倫は含まれていないんでしょうか?
政治家として当時仕事で返せば良いと言っていましたが、その文脈で言えば、山尾さんの不倫があったとしても、政治家として仕事で返せば良いという文脈で言っているようにしか聞こえない。
山尾さん、今でも不倫を否定しているんでしょうか?その未熟な行動と言うのは何を指しているんでしょうか。」
と、政治のことを切り捨てて、不倫づくしの質問を投げかけた。
山尾氏はやや掠れた声で「繰り返しになりますが私が8年前に申し上げたことは事実。ただその8年前のことについて今、新たに言葉を紡ぐ何か具体的な話をすることは大変申しわけないが様々な立場の方の様々な事情があるのでどうかご容赦を頂きたい。」
と重ね重ね言い訳する。
続いてマイクを代わる望月氏。
「男性陣の質問を聞いていて、玉木(雄一郎)代表(56)も元グラドルとの不倫問題以上に厳しい質疑になってしまっているのは私自身、山尾さんを尊敬する部分もありましたので男性以上に女性が追求されることに違和感を思っている一方で、山尾さんの様々な政策とか国会質疑を見て私も応援していたところが有りました。」
と同情し、
「ただ多くの方が世論調査の結果などにより(山尾氏立候補に)不安不満を感じているのは、かつての不倫問題に関して会見に応じていなかったことで、ご自身が関係して傷ついた方、亡くなられた方に対しての言葉というのがどれほどのものを持っているのか…非常に言い辛いのはわかるんですけど、本当の山尾さんの人柄を見て判断したいと思う人が沢山いると思う。」
と山尾氏に寄り添うように話すと、山尾氏もうんうんと頷きながら望月氏を見つめる。
あえて望月氏は
「そこについては言及しないとある種決めているかと思うが…もう一歩踏み込んだ御自身の心の内側の話をいただければと思うんですが…」
と問い掛けると
「大事なご指摘だと思います。そういった部分を見てくださっていた人がいるということも、今の質問で、感じています。」
と言い辺りを見回して
「多くの皆さんが新しい事実を話すのではないかと思っている方もいると思うのですけど」
と言い
「8年前にお話ししたように、そういった事実はない。」
と、望月氏の切り返しにも応じない。
質疑応答も一巡して、会見の終わりにアークタイムズの尾形氏が再び質問へ。
「玉木代表にも過去に同じ質問をしたのですが国民民主党では過去に高橋茉莉さんという方が違法行為で公認を降ろされ、彼女はその後亡くなられて(自殺)います。今回山尾さんの不倫が指摘され玉木さんも不倫が指摘された。不倫は民法の不法行為。国会議員にもふさわしくない行為。玉木代表も代表には相応しくない。山尾さんは法律家として、民法で不法行為を犯した人間が国会議員として仕事ができると思いますか。」
山尾氏は「少し質問の意図が掴みにくいんですけれども」
と切り返すと
尾形氏は率直に
「不倫は民法の不法行為。この不法行為を犯したものが国会議員になって法や金銭を扱う立場になることは私は相応しくないと思います。民法の不法行為を犯したものが国会議員として正しく仕事ができると思いますか?」
と投げかける。
山尾氏は、何と答えていいかわからず
「抽象的な質問でわかりにくいところが…巾の広い抽象的な質問で、うまく答えられなくてごめんなさい。」
というばかりだ。
また、山尾氏が政治家としての知名度に拘り、前夫の山尾恭生氏の山尾姓を名乗っていることについても尾形氏は「周りの人の迷惑を顧みないのか」と問う。
「ご遺族や、別れられた方もいる中で山尾姓を選ぶこと自体が関係者の想いを裏切るのではないか?」と尾形氏が疑問を投げかけると
「今どちらの姓を選ぶのがいいかという説明を詳らかにするのは難しい」と説明を避けた。
山尾氏は弁解をしつつも「私自身の政治家としてのキャリアは山尾志桜里としてのが長いため」と山尾姓に拘っている。
〈結局、終始頑なに一貫して不倫を否定し続けたのである。逆にこの対応が問題となったのか。〉
この会見をするまで、国民民主党は2025年6月11日、夏の参院選比例代表で擁立する予定だった。
同日の国会内での記者会見後、
榛葉幹事長は公認見送りの理由について「法律家としての能力を見込んでの擁立だったが、全国の国民民主の県連や地方議員から山尾氏の公認は見送ってほしいとの声があった」
と述べた。
白坂氏、田中氏、尾形氏、そして望月氏のリレー方式不倫質問は、山尾氏を崩せなかったが、国民民主党の候補から山尾氏を切り崩すことに成功した。
山尾氏はこれからようやく本音を話してくれるだろうか。
とは言え、玉木代表と元グラドルの不倫は虚構であり『報道機関に不倫を類推させるような行為』と言わせた党である。
更に玉木代表には、これ以外の不倫もあるとの噂がある。何でも、玉木代表の周りの人達には公認であるという。
2025年5月27日の国民民主党定例記者会見において、新たな不倫発覚に関するものだった。有権者はこれをどう取るか?
関連サイト:
さくらフィナンシャルニュース公式サイト
YouTube
公式X
弁護士ログ
note
「さくらフィナンシャルニュース」をご覧いただき
ありがとうございます!
もっと手軽に最新情報を受け取りたい方は、
⬇️LINEの友達追加をお願いします!⬇️
さくらフィナンシャルニュース公式Line