「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?
2025年4月17日午後、SBIホールディングスの北尾吉孝会長兼社長が、ダルトン・インベストメンツによる株主提案に基づき、フジ・メディア・ホールディングス(FMH)の社外取締役に就任することを正式に受け入れる意向を示した。
「広告一本足打法から脱却し、知的財産(IP)を核に世界展開を図るべきだ」と強調。不動産・持ち合い株売却で得た潤沢な資金をデジタル化とコンテンツ投資に振り向けるよう提案し、「自らの報酬は受け取らず、世のため人のために汗をかく」と北尾氏は語った。
「会社側は体制を練り直すべきだ。清水賢治社長は残ってもよい」としつつ、ダルトン側が挙げたネクシーズグループ近藤太香巳社長の起用には「最もメディアに精通した経営者」と賛同。
北尾氏は、ダルトン側の人選にネクシーズグループ代表近藤太香巳氏を推した理由について
「メディア・エンタメ分野で最も知見があり、長年のビジネスパートナーとして信頼している」
と説明した。
一方で、ダルトンが示唆する不動産売却益の株主還元については「議論は必要」と含みを持たせた。
この発表を受けて一時は上昇していたFMHの株価であったが、会見が配信されると次第に勢いを失い、最終的には前日比1%安の3,031円で取引を終えた。「サプライズに欠ける」との見方から、売りが優勢となり、市場では落胆の色が強まった。
6月に開かれる株主総会で、北尾氏がダルトン側の取締役候補には入っているものの、FMHの取締役候補に選ばれる保証はどこにもないという。
日本の企業界はあいも変わらずキラキラした世界が大好きだが、そのカーテンの裏の社会はギスギスした闇が転がっている。
ネクシーズグループ(東証:4346)の近藤社長は、テレコム、LEDリース、モチベーションスピーチで帝国を築いたカリスマだ。
だが、裏の話、裁判所の書類は、不浄の闇を物語っている。
2015年の『週刊文春』の爆弾記事や警察記録、関係者の証言によると、近藤は二重生活を送っていた。
昼は魅力的なCEOの仮面をつけ、夜は素に戻り愛人に暴力をぶちまける。
2011年、既婚者だった近藤社長は、元交際女性A子さんと深い不倫関係にあった。
A子さんはただの恋人ではなかった。彼女はネクシーズの子会社DiNAの創業者で、ビジネスパートナーでもあった。
『文春』や裁判資料によると、この関係は暴力で支配されていた。
A子さんは、近藤社長が彼女の心を壊しただけでなく、肋骨も折ったと主張。
2011年7月、近藤社長は彼女の胸を蹴り、左7番目の肋骨を骨折させたという。
暴力はそれだけではない。何カ月にもわたり、彼女を殴り、脳出血(外傷性くも膜下出血)を疑うほどのケガを負わせたとされる。
A子さんは裁判で、近藤社長を愛していたこと、彼の資金がDiNAを支えていたと語った。だが2015年、近藤が彼女を自分の会社から追い出したことで、彼女は我慢の限界に達した。
A子さんは、自身が主導する形で遺伝子ビジネス「DiNA」という会社を設立。
当初、出資比率はA子さんが70%、そしてビジネスパートナーである近藤社長が30%。A子さんは創業者として現場を率い、DiNAの成長に心血を注ぐ。
しかし、2011年11月を境に状況は一変。近藤社長の知人に対して第三者割当増資が実施され、A子さんの持株比率は徐々に低下する。
その後、2012年1月には、ネクシーズが新たな第三者割当増資を引き受け、A子さんの株式はついに70%から約20%を割る。
さらに、その後も追加の増資や株式譲渡が行われ、最終的に彼女の持株比率は18.75%にまで減少。
A子さんはこうした資本変更について、「何も知らされていなかった」と主張した。
株主総会の議事録は、ネクシーズの当時の社員によって作成されたが、A子さんは一度も正式にこれらの手続きに参加していなかったと言う。
自分の同意なく進められた増資、情報の欠如、そして経営からの排除。
このような経緯を受けて、A子さんはネクシーズに対し、自身が保有する株式の買い取りを求めて民事訴訟を提起した。
訴訟の根底には、「株主権の侵害」「不正な資本変更」「取締役の忠実義務違反」といった深刻な法的論点があった。
一方、ネクシーズも黙ってはいない。
A子さんがDiNAの社長を務めていた当時の経営判断が、会社に損害をもたらしたとし、「善管注意義務違反」に基づく損害賠償請求訴訟を起こした。
さらには、DiNAの元従業員2人に対しても、服務規程違反を理由に訴訟を提起。
2017年10月には、近藤社長は東京・原宿警察署に暴行容疑で刑事告訴。書類送検された。
2015年、『週刊文春』が〜元ビジネスパートナーの交際女性が怒りの告発スクープ
熱血カリスマ起業家ネクシーズ・近藤太香巳氏「不倫」「暴力」「乗っ取り」〜と題した記事をぶちかますと、近藤社長とネクシーズは猛反発。
文藝春秋に2億9000万円(約250万ドル)の名誉毀損訴訟を起こし、記事を「根拠なし」「中傷」と切り捨てた。近藤社長は記者に対しても強気で、刑事告訴で報復。
2018年3月、近藤の法的攻勢は尻すぼみ。彼は文春とA子さんへの訴訟を 取り下げ、裁判外で和解した。
文春は謝罪も賠償もない代わりに「紛争への遺憾」を表明—つまり「俺らの記事は間違ってねえ」と遠回しに言っただけに過ぎない。
A子さんも刑事告訴を取り下げ、2018年4月に近藤社長は「不起訴」に。
ネクシーズのプレスリリースは近藤社長の「無実」をデカデカと謳ってるが、裁判なしの和解は疑問しか残さない。
こんな疑惑まみれの男がなぜ企業トップとして許されるのか?
この話の重さを理解するには、近藤という男を知る必要がある。彼は1967年大阪生まれ高校中退の型破りなレジェンドだ。
高校中退、車をクラッシュさせて借金まみれに。
しかし19歳で「誰にでもできる簡単な仕事、NTT関連、人生を変える価値ある仕事がここにある、平均給料40万以上」という求人広告に釣られ、ホームテレホンの訪問販売員となる。
直ぐ様ネクシーズの前身である日本電機通信を立ち上げた。
2004年、37歳で日本最年少の創業者CEOとして東証一部上場。今やネクシーズはLEDリース、メディア、セレブのサブスクサービス「Accel Japan」までカバー。
社員は彼を『ワンピース』のルフィかのように崇め、自身が設立した一般社団法人 経営者交流会Passion Leadersにおいて、何千人もの前で講演した。
でも、その輝きにはヒビが。
元社員はジョブトークなどのサイトで「裏の顔」をチラつかせ、ある人は「カリスマだけど陰がある」とポツリ。他にも「押し売りまがいのテレマ」や「胡散臭い」などの声もちらほら上がっている。
あえて聖人君子でもない、説教する気もないが言わせてもらうならば、1企業のCEOが、愛人を殴り、肋骨折って、しかも既婚者、それは「プライベートな問題」では済まされない範疇だ。
近藤社長は「情熱」と「夢」でブランドを築いたが、他人の安全を犠牲にして夢は追えるのだろうか?
これはキャンセルカルチャーではなく真実の話だ。
近藤社長は金とコネで罪を「チャラ」にしたのか?企業トップの倫理的責任が問われる事態となった。
関連サイト:
さくらフィナンシャルニュース公式サイト
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弁護士ログ
note
「フジHD取締役にSBI北尾氏」株主提案へ 米ダルトン
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC11C800R10C25A4000000/
すごむSBI北尾氏、因縁のフジに「対抗ならいつでも受けて立つ」
https://www.asahi.com/sp/articles/AST4K13LNT4KULFA00XM.html
北尾吉孝フジテレビ会見が招いた“波紋” 箕輪厚介のガッカリ動画、近藤太香巳人選にSNS騒然
https://coki.jp/article/news/51349/
新たな老いた王様がフジテレビをかき回そうとしている
https://sakaiosamu.theletter.jp/posts/bcfd28e0-1bee-11f0-ad2a-33fb30b7506b
フジテレビ親会社の新取締役 SBI北尾氏提案へ 米投資ファンド
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250414/k10014778681000.html
【ミニ情報】東証一部ネクシィーズ社長、元愛人への「傷害容疑」で書類送検されていた 民事訴訟では「強姦未遂」の新証言も
http://outsiders-report.com/archives/918