忍者ブログ

さくらフィナンシャルニュース

「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?

令和の百姓一揆 3月30日トラクターデモ 参加者の呉越同舟


2025年3月30日、全国14都道府県で同時開催された「令和の百姓一揆」デモは、日本の農業と食を守るための運動としてスタートした。

主催者の実行委員会事務局長、高橋宏通氏(64)によると当初予定の3,200人を大きく上回ったという。約4,500人が参加したと発表。
東京では約30台のトラクターが都心を走った。

他府県でも北海道、山口県、岐阜県、奈良県、京都府、富山県、滋賀県、静岡県、熊本県、福岡県、大分県、沖縄県でデモが展開されたそうで、

農家の所得補償や食料自給率向上を求める声が上がった。都道府県ののぼり旗が用意されて、これらは寄付金で賄われているという。

〈しかし、このデモには当初の目的と参加者の行動や背景に矛盾も見られたと、SNSや現地での反応を通じて疑問が起こっている〉


実行委員会を率いる菅野芳秀氏は、「農民が消え、作物が消え、村全体が消えようとしている」と農業の危機を訴え、農家への十分な所得補償を求める運動を立ち上げた。

主催者側は「農業を応援する」ことを主体とし、政治的な活動や特定政党への偏りを避ける方針を掲げ、許可のない印刷物配布や物販も禁止した。

しかし、デモの現場では政治家や活動家の参加が確認され、「農家の声」として始まった運動が別の方向へ展開しているとの批判が浮上したのも確かだ。

特に注目されたのが、国旗である「日の丸」や「旭日旗」の掲揚が禁止された点だ。主催者側は「政治的活動への発展を控えるため」と説明したが、日本の農業と食を守るためのデモで国旗が排除されることに疑問を抱く声も多く聞かれる。

SNSでは「日本のためのデモなのに、なぜ日の丸がダメなのか」「農家運動が左翼に利用されているのではないか」との意見が飛び交った。

シュプレヒコールもあらかじめ決まったもので
「所得を守ろう」「農家を守ろう」「国産守ろう」「みんな立ち上がれ」「限界超えろ」「今が正念場」
という文言を、どの団体も叫んでいる。

〈デモには農家だけでなく、多様な政治的背景を持つ人物が参加し、その動機や主張が「農業支援」というテーマと一致しないケースが目立った〉

以下に主な参加者をピックアップし、その行動や発言から見える矛盾を考察する。

〈農業と太陽光発電〉
トラクターを運搬するグリーンシステムコーポレーション。太陽光発電パネルを農地に取り付け、農産物とともに電力を生産、実用化に取り組んでいる会社だ。栃木県や福島県、宮城県の農地で実施されている。

〈日本保守党・石濱哲信党首〉
保守派として知られる石濱氏が参加したことは、日の丸禁止の方針と対立する印象を与えた。

保守層からは「国旗を掲げられないデモに保守党首が参加するのは矛盾している」との声が上がった。

一方で、石濱氏は農業政策への関心を示しており、党としての支持拡大を狙った可能性もある。

〈共産党・山添拓氏〉
共産党の山添氏は、デモでの発言を通じて農家の窮状を強調したが、日の丸禁止を支持する立場を取ったとされる。

参加者の一部が日の丸を掲げたことに対し、共産党員やかま健太氏(29)がSNSで「注意したのに守らない人が多い」とXで呟いた。

〈れいわ新選組・やはた愛氏、たがや亮氏、くしぶち万里氏〉
れいわ新選組の議員やはた愛氏(37)やくしぶち万里氏(57)は積極的に参加、特にくしぶち氏()は農民運動全国連合会との繋がりが指摘されている。

れいわ新選組たがや亮衆議院議員(56)に、千葉県茂原市議会議員(3月16日開票)に出馬した高澤知佳代氏(31)、同じく茂原市から、たかとりりょうへい氏(36)が参加。

また農民運動全国連合会は共産党との深いつながりがある。

同団体は左派寄りの活動で知られ、国旗禁止の方針にも関与したとされる。れいわ支持層からは歓迎されたものの、「農家のデモが政治利用されているのではないか」との懸念が保守層や中立派から噴出した。

〈川田龍平氏(参議院選挙出馬予定)〉
川田氏はデモ参加を通じて農業問題への関心をアピールしつつ、選挙に向けた知名度向上を図ったと見られる。

しかし、農家支援という具体的な政策提案よりも、パフォーマンスとしての参加に終始したとの印象を持たれる。

〈熊谷真美氏(女優/65)〉
女優という壁を乗り越えて参加した熊谷氏は、メディア露出をせず、密やかにデモ参加。「農家を守ろう!」と農業支援を訴えた。

以上が、ひとまず目に留まった顔ぶれだ。
このほかにも、多くの参加者が続々集まった。

〈「サンフランシスコ講和条約を撤廃しろ」のプラカードを持つ参加者〉
デモの中で異彩を放ったのが、この主張を掲げた参加者だ。農業問題とは直接関係のない国際政治的主張を持ち込んだことで、「農家じゃない、ただの活動家だ」とSNSで揶揄された。

このような参加者が混じることで、デモの焦点が農業から逸れ、政治的アピールの場と化しているとの批判が強まった。

〈日本会議は勘弁〉
神道系の家庭だという女性も集会に参加していた。

「うちは神主の家系なんですよ。新興宗教は勘弁してほしい。そういう人達って、信仰しているうちに矛盾が出てくるから。神社本庁や日本会議の動きにも正直、違和感を覚えている。ああいった団体の存在を嫌がっている神社もいる。まるで日本はカルト新興宗教に支配されているかのようで…」と、複雑な胸の内を明かした。

神社本庁は戦前、国家神道のもとで神社を運営していたが、戦後1946年に国家から分離され、独立した宗教法人となる。

一方日本会議は1997年に設立された保守系政治団体で、「日本を守る会」と「日本を守る国民会議」「日本会議」が統合して誕生。

自民党議員も関与し、前身の「日本を守る会」には神社本庁が関わっていた。

しかも日本会議には、戦争を煽る好戦的な姿勢や統一教会との関係を懸念する声もある。

2025年4月時点で、今回のデモに日本会議が関与したという情報はないが、「一緒にやりたくない」という意見があった。

〈SNSでの反応と市民の声〉
デモの矛盾はSNSでも大きく取り上げられた。「日の丸禁止は左翼の影響だ」「農家の声が政治家に乗っ取られている」との投稿が相次ぎ、特に保守層からは失望の声が目立った。

一方で、「農家の苦境を訴えるのは良いこと」「政治家が関わるのは自然」と擁護する意見もあった。

〈トラクターにまとわりつくマリオカート〉
現地では、トラクターを見た市民から「カッコいい!」と歓声が上がる。何故かトラクターを邪魔するかのようにマリオカートが後ろからつけてくる。

〈マリオカートの便乗運転と追尾は危険行為〉
マリオカートの公道走行における便乗運転や過度な追尾は明確な危険行為である。周囲の車や歩行者に重大なリスクを及ぼすものであり、警察による厳正な取り締まりが必要だ。

〈今後の「令和の百姓一揆」の方向性〉
「令和の百姓一揆」は、農家の危機を訴える市民運動として始まったが、政治家や活動家の参加により、その純粋性が揺らいでいる。

活動家が現在の社会に潜む問題を世に晒そうとPRし、現代社会の政治の歪みが浮き彫りになると、その背景を危機として世の中に周知すること、これは表現の手段である。

菅野芳秀氏が掲げた「食と農と命を守る」という理念は、多くの人々の共感を集めた。

しかし、その実現には、農家自身の声をいかに前面に出すかという工夫が求められる。

3月30日に行われたデモは、農業問題への関心を喚起した一方で、運動の方向性を再考するきっかけにもなった。

政治的イデオロギーを越えて人々が結びつく「呉越同舟」の形を目指すには、理念以上に実践的な連帯が不可欠だ。しかし、運動が大きなムーブメントとなるのならば、整えるのは難くなってくる。

流れに身を任せるのか、それとも軌道を整えるべきか。いま、分岐点にある。

関連サイト:
さくらフィナンシャルニュース公式サイト
YouTube
公式X
弁護士ログ
note


「さくらフィナンシャルニュース」をご覧いただき
ありがとうございます!
もっと手軽に最新情報を受け取りたい方は、
⬇️LINEの友達追加をお願いします!⬇️

令和の百姓一揆”で訴えた「村なくして米なし」 棚田“星の谷”でコメを作って30年 天明伸浩さん(55)が感じる農村と都会の“距離” 新潟
https://news.yahoo.co.jp/articles/7fd30581894d1396b52e615c311bd9cacbcac387

農家の所得補償など訴え“令和の百姓一揆”東京都内でデモ行進
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20250401/6020023586.html

「誰があなたがたのコメを牛乳を作るのか」 令和の百姓一揆に参加した生産者の思い
https://news.yahoo.co.jp/articles/9cf23c0f7dc86cb1f4b2bf3022a9b79a79fa555b

拍手[0回]

PR

コメント

プロフィール

HN:
さくらフィナンシャルニュース
性別:
非公開

カテゴリー

P R