「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?
2025年3月25日、東京地方裁判所(鈴木謙也裁判長)は、教団に解散を命じる決定を言い渡した。
東京地裁は、旧統一教会による献金被害が少なくとも1500人超、総額約204億円に上り、「類例のない膨大な被害が出た」と指摘。
被害は最近まで続き、教団の対応も不十分だとして、法人格を失わせる以外に有効な対処手段はないと判断した。
「法令違反」を理由にした解散命令の決定は、オウム真理教、和歌山の明覚寺に続き3件目。不当な献金集めなど民法の不法行為を根拠としたのは初となる。
地裁から出てきた福本弁護士は、車に乗り込む前に「法治国家としてこういうことがあり得るんですかね」と発言。
記者団の「抗告されますか?」との質問に対し、荒々しく「するに決まってんでしょ!」と応じた。
解散命令を受け、東京都渋谷区松濤(1丁目1-2)の世界平和統一家庭連合(旧統一教会)本部で、田中富広会長(69)、岡村信男法務局長(74)、福本修也弁護士(59)が揃って記者会見に臨んだ。
田中会長は、
「政府の命令に対して、様々な信教の自由や法の支配の観点から到底受け入れられない。」
と憤った。
岡村法務局長は、献金集めについて、
「宗教行為であり、目的から外れているとはいえない。」
と反論した。
〈福本弁護士が何度も言う『空中戦』とは〉
福本弁護士は、教団被害者が安倍晋三元総理暗殺事件以降、被害を捏造して陳述書を書き、教団から金を得ようとしていると主張。
統一教会側の言う「不法行為」や「法令違反行為」というプラットフォームの中で各論を戦ってきたが、
「その主戦場の闘いでは教団側が圧勝した。」
「法廷(非公開)の尋問を聞いた人は100%そう思ったはずだ。」
と豪語した。
〈『国は、地上戦でだめなら空中戦でやってきた』福本弁護士〉
「ところが、この闘いでは空中戦でやってきた。」と福本弁護士。
「我々のやってきた各論には一切触れていない。」と憤った。
福本弁護士は、
民事判決(3名)
訴訟上の和解(9名)
示談(167名)
の合計179名分の事例をもとに、不法行為の成立が「合理的な推測」として認められるとされたことに憤慨。
特に、裁判で結論が出なかった和解や、訴訟に至らなかった示談まで不法行為の証拠として扱われたことに対し、
「まさに推測による『空中戦』だ!」
と声を荒らげた。
しかし、彼の主張は終始一方的であり、被害に遭った信者たちについては一切触れられていない。
〈福本弁護士の『空中戦』とは?〉
「陸上戦」とは、法廷での具体的なやり取りや証拠を基にした議論を指していると考えられる。
対して「空中戦」は、世論やメディアを巻き込んだ情報戦、あるいは証拠の裏付けが薄い主張を展開することを意味しているように捉えられる。
もし福本弁護士が「空中戦」という言葉を用い、「見えない力が働いている」と示唆しているのであれば、それは教団側の戦略やメディアの報じ方に対する不信感の表れであり、その姿勢は記者会見を通じて一貫して見受けられた。
〈統一教会がカルト集団たる所以がここに凝縮される!〉
統一教会は朝鮮半島発祥の新興宗教。
かつて日本を「悪魔(サタン)の国」と規定し、「その罪を償うため」と称して日本人信者から家庭が破綻するほどの多額の献金を集め、その資金を韓国の本部などに流す仕組みを作っていた。
〈ライトバンで5~6人の信者が各家庭に訪問販売『稚内から来た珍味売りです』〉
その名も「マイクロ隊」。
1970~1990年代にかけて、教団の主要な資金源であると同時に、信者の信仰心を強めるための訓練の一環でもあった。
旧統一教会が学生向けに組織したサークル「原理研(CARP)」では、訪問販売を
「Fundraising(資金集め)」の頭文字をとって「Fの部隊」と呼び、販売に出かけることを「Fに行く」という隠語で表現していた。
〈珍味売りが神に近づくための訓練〉
訪問販売に行くことが『万物復帰』という神に近づくための訓練と言われていた。
毎朝5~6時くらいに起き、チームで祈祷と聖歌を歌ってから、7時頃に訪問を開始する。
日産のキャラバンで4~5人が寝袋で横になれるように、床を板敷にしていた。
訪問販売をおこなうあいだ、チームは車中泊。なので通常、チームは男女別
信者は足、頭を互い違いにし、身体をタイトに重ねて眠る。これを餃子寝と命名。
キャプテンと、キャプテンが運転しない場合はドライバーが加わり、チームを作る。
チームが5~6つ集まって、ひとつの “Fの部隊” となり、全体を隊長が主管する。
この部隊で一つの県をカバーする。
隊員は18~22歳の学生で、訪問販売は夏休みや冬休みなどの長期休暇がすべて当てられた。
売るのは、スルメイカやカワハギ、昆布などの海産物の珍味。販売する商品のことは “ブツ”と呼ぶ 。一袋500g程度を2500円で売り、キャラバンには数百袋詰め込まれていた。
昼食にキャプテンが買ったパンと飲み物を掻き込むわずかな休憩時間を除き、19~20時ころまで家々を渡り歩く。
ノルマが達成できなければ、その後も延長。
こんな販売方法で珍味はなかなか売れないし、しょっちゅう門前払いを食らうが、彼ら各自のノルマは、出発前にキャプテンに宣言しなければならない。
1万円のことを『キロ』と呼び、隊員は『今日3キロ売ります!』などと告げる。
朝に宣言した目標に届かなければ夜まで延長して売り続けなければならず、それでも売れなかった場合はペナルティが課される。
そのペナルティのことを『蕩減(とうげん)条件』と言う。
放蕩を犯した罪を清算するという意味合いがあり、蕩減条件には、断食や水垢離(みずごり)、徹夜祈祷などがあった。
この過酷な行商は当時ワイドショーなどで暴露された。
〈福本弁護士は東大時代、原理研に所属 検察官時代に信者であることが発覚〉
福本修也弁護士は、東京大学在学中に「原理研究会」に所属していた。
その後、検事時代に信者であることが発覚し、法務省内部で大問題となった。
〈原理研究会(CARP)とは?〉
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の総裁・文鮮明が提唱する「統一原理」を研究する非営利団体。
現在も大学サークルとして存続し、ボランティア活動などを通じて布教を続けている。
多くの大学が注意喚起を行っているが、依然として活動は続いている。
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旧統一教会に解散命令 高額献金理由にした請求で初
https://mainichi.jp/graphs/20250325/mpj/00m/040/160000f/20250325mpj00m040155000p
<会見詳報>旧統一教会「宗教法人への死刑求刑」解散命令請求に猛反発 法律用語を駆使して力説した内容
https://www.tokyo-np.co.jp/article/284056
旧統一教会に解散命令 東京地裁 経緯は 今後の手続きは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250325/k10014759591000.html
旧統一教会に解散命令、東京地裁 民法根拠は初、教団は即時抗告へ
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/2271032
旧統一教会、即時抗告の方針 弁護団「被害を正しく理解」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE252330V20C25A3000000/
「宗教の自由の危機」=旧統一教会会長が会見―解散命令
https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E5%AE%97%E6%95%99%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AE%E5%8D%B1%E6%A9%9F-