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【ポスト石破】浮上する「高市vs進次郎」――麻生太郎の意外な示唆と日本政治のゆくえ


驚きの「小泉支持」情報

※ デイリー記事参照

「ええーっ!?」。スタジオに驚きの声が響いた。

カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」での一幕である。出演したジャーナリスト青山和弘氏は、石破茂首相の辞任を受けての自民党総裁選の行方を解説し、こう続けた。

「私の取材結果によると、麻生太郎氏は今回、小泉進次郎氏でいいんじゃないか、ということを周囲に示唆しているようなんです」

前回の総裁選で高市早苗氏支持を打ち出した麻生氏が、ここにきて進次郎氏へと舵を切る――この一言に政治記者たちも色めき立った。

総裁選の有力候補は高市早苗氏と小泉進次郎氏。党員票で高市氏、議員票で小泉氏が優勢との見立てが広がるなか、依然としてキングメーカーとして存在感を放つのが、御年84歳の麻生太郎である。

果たして麻生の選択は何を意味するのか。そして、高市か小泉か――どちらが勝っても日本は「奴隷政治」から逃れられないという不吉な構図が浮かび上がる。

高市早苗の素顔――タカ派と宗教ネットワーク

高市早苗氏の政治的立ち位置は明確だ。タカ派、安倍派、改憲勢力の急先鋒として知られ、統一教会や日本会議との関係がたびたび指摘されてきた。

その思想は「戦前回帰」と評されることもある。家父長制の価値観を称揚し、教育や憲法を「戦後レジームからの脱却」という言葉で塗り替えようとしてきた姿は、安倍晋三氏の政治思想をさらに純化した存在ともいえる。

仮に高市氏が総裁・総理の座を射止めれば、憲法改正、緊急事態条項導入、防衛費倍増といった政策が一気に推し進められるだろう。宗教団体との結びつきが背景にあるだけに、国民主権や人権の軽視につながる危険性は看過できない。

さらに、一部で囁かれるのが「参政党・神谷宗幣氏との連立」構想だ。神谷氏はグローバル陰謀論や反ワクチン運動を支持基盤に持ち、強烈なナショナリズムを掲げる。その勢力と高市氏が手を結べば、戦前回帰的な国粋主義の土台が一層固まることになる。

小泉進次郎の系譜――「売国の流れ」を継ぐ者

対する小泉進次郎氏は、メディア受けする発信力で国民的人気を誇る。しかし、その家系を遡れば、日本政治の「暗い連続性」が見えてくる。

祖父・小泉純也は、戦後、防衛庁長官を務めた人物だ。彼が奔走したのは、東京大空襲などで日本を焼き尽くした米空軍司令官、カーチス・ルメイに勲章を授けるという異様な「功績」だった。自国民を焼夷弾で殺戮した人物に勲章を与える――戦後日本政治が米国に隷属する象徴的な出来事である。

父・小泉純一郎は、郵政民営化と派遣法改正を推進した首相として知られる。その背後には竹中平蔵氏がおり、国際金融資本が日本市場を食い荒らす道を開いた。非正規雇用を増大させ、社会の格差を拡大させた「構造改革」は、今日の日本の疲弊の大きな原因である。

そして進次郎氏。環境大臣時代の「セクシー発言」に象徴されるように、政策の中身よりもパフォーマンスで注目を集めてきた。しかし、その背後にはCSIS(米戦略国際問題研究所)など米国シンクタンクとの密接な関係がある。麻生氏もまたCSISと懇意であり、米国の戦略を代弁する二人の「蜜月関係」が、日本の主権をさらに縛る構図を生み出している。

麻生太郎の計算――石破辞任後の「次」を読む

今回の総裁選の前提をつくったのは、石破茂首相の辞任表明だった。石破氏は自民党内での長年の冷遇を超えて首相にまで上り詰めたが、短命政権に終わった。その後継を決める総裁選は、自民党の権力地図を塗り替える大勝負である。

麻生太郎は、前回は石破―高市の決選投票で高市支持を打ち出したが、岸田文雄が動かず敗れた経緯がある。その経験から、今回はより勝ち馬に乗ろうと計算している可能性が高い。

野党との交渉を考えるなら「小泉進次郎でいい」と判断しても不思議はない。進次郎は国民的人気が高く、イメージ戦略に長けている。議員票が流れやすいのもそのためだ。

しかし、進次郎が総裁になれば、日本の政治は「ポスト小泉改革」=さらなる新自由主義路線を歩むことになる。高市なら「戦前回帰」、進次郎なら「売国継承」。麻生の選択は、結局は国民をどちらの「地獄」へ導くかの違いでしかない。

日本政治の「奴隷構造」

ここで強調しておくべきは、誰が総裁・総理になっても、日本の「奴隷政治」は変わらないという点である。

高市は宗教ナショナリズムを背負い、戦前的な体制を夢見る。小泉は米国金融資本の意向を代弁し、日本を売り渡す。どちらに転んでも、国民生活は犠牲になるだけだ。

その背景にいるのが米国シンクタンクや国際金融資本であり、日本の政治家は常に「代理人」として振る舞ってきた。戦後80年を経ても、日本は真の独立国家になれていない。
その事実が、今回の総裁選の構図を通じて改めて浮き彫りになっている。

終わりに――国民が問われる視点

ポスト石破をめぐる動きは、表面的には「高市か進次郎か」という人物争いのように映る。しかし、実態は「どの形で日本が従属を続けるか」という選択にすぎない。

麻生太郎の一言が報じられるたびに、メディアは「驚き」として伝えるが、国民にとって重要なのはその裏に潜む構造である。戦前回帰か、売国新自由主義か――この二択の外に、真に主権を回復する道を探れるのかどうか。

今回の総裁選は、単なる自民党内の権力ゲームではない。戦後日本の宿痾と対峙する、私たち国民の覚悟が問われているのである。

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