ポーカー業界を破壊する危険人物の復活
ポーカー業界関係者なら、この男の名前を忘れてはいないはずだ。
「しゅんぽーかー」
かつてX(旧Twitter)上でオンラインポーカー「KK POKER」の利用者を巧妙に誘導し、アフィリエイト報酬を得ていた人物である。
しかし、その仕組みは違法性が極めて高く、報酬はゲーム内通貨という不透明な形で支払われ、脱税疑惑まで浮上していた。まさに法の抜け道を悪用した危険な手口だった。
やがて社会的にオンラインカジノの違法性が厳しく追及され始めると、彼は姿を消した。
「違法行為の発覚を恐れ、時効を待ちながら潜伏していたのではないか」
そう囁かれるのも当然だろう。
驚くべきは、彼が今、何事もなかったかのようにYouTubeで活動を再開したことである。
過去の疑惑を総括することも謝罪することもなく、むしろ動画冒頭で
「オンラインカジノに誘導する行為はしていない」
と詭弁を弄している。まさに居直り強盗のような態度だ。
今後、彼の知名度を利用しようと広告塔として起用する企業が現れるかもしれない。
しかし、それは企業にとって悪手である。違法疑惑のある人物を広告に使えば、その瞬間に「コンプライアンス無視」の烙印を押される可能性がある。
取引銀行は距離を置き、行政指導の対象となるリスクも高まる。さらに倫理観を欠いた起用は消費者の強烈な反感を呼び、ポーカー離れを加速させるだろう。SNS炎上によってブランド価値が崩壊するのは時間の問題だ。
スポンサーリスクを考慮すれば、彼の起用はまさに業界を巻き込む事件になる恐れがある。
ポーカー業界はいま、健全な競技文化として社会に認められようとする重要な局面にある。
だが、しゅんぽーかー氏のような危険人物を表舞台に立たせれば、業界全体が「グレー産業」と見なされ、長年積み上げてきた信頼は一瞬で瓦解しかねない。
過去を精算せずに未来はない。彼が違法性の高い活動について一切説明も謝罪もしない姿勢こそ、業界にとって最大の脅威の証明である。
「しゅんぽーかー氏」はポーカー業界にとって毒である。
コンプライアンスを踏みにじる存在であり、その復活を許せば業界全体が奈落に突き落とされるだろう。
業界関係者、スポンサー企業は一刻も早く彼との関与を断ち切るべきだ。
彼は危険人物であり、業界にとって毒である。
もし、彼がこの業界で活動を続けるのであれば、最低限、過去の精算と説明責任を果たすことが絶対条件であろう。
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