ついに実現!長井秀和×鈴木エイトダブル出版記念トークショーが2025年8月28日高円寺のPunditで行われた。
鈴木エイト氏は8月25日、統一教会信者による名誉毀損裁判の完全勝訴が決まり、大ニュースになっている最中であり、今回のトークショーも何が聞けるかと、雑誌記者らも集まり興味津々の場であったが、まるで参加者との飲み会かのように、ざっくばらんな笑いの耐えない場となった。
統一教会と闘っている鈴木エイト氏が、創価学会と闘う元創価学会2世長井秀和氏と初の公の対談でもあり、何が飛び出すか?
長井秀和氏(55)「鈴木さんとは、こういう形でちゃんと話すことは多分初めてです。」
エイト「初めてです。」
長井「知り合いではあるんですけど」
エイト「鈴木さん、って呼ばれるとたまに反応しないことがあるんです。なんかピンとこないんです。」
長井「鈴木さん、も違うんでしたっけ」
エイト「違います(笑)」
長井「エイトの方が確かに際立ってるというか」
NoBorder撮影の裏話〜創価学会特集 長井秀和の芸能事務所の社長が創価学会員だった?
長井「一回東村山のシンポジウムがあって、そこで2年ぐらい前かな?乙骨さんっていう⋯最近、NoborderノーボーダーっていうYouTubeみた人は?」
会場の人は既に動画を見て来た方も多かった。
実業家であり、総合格闘技イベント「BreakingDown」のCOOとして絶大な影響力を持つ溝口勇児氏(40)が2025年、安倍晋三氏暗殺の7月8日に何かをしよう、と立ち上げた企画である。
その、9回目『宗教2世が語る創価学会の実態』に乙骨正生氏(69)と長井氏が出演。学会内部と池田大作の恥部を暴露した。
エイト「長井さんも出ていましたね?」
長井氏「コメント欄は悪口が6割くらいですけれども。創価信者がね、で、東村山のところでやる予定だったんですけどその時エイトさんが(出る予定だったんだけれども)出るとタイタンがね」
爆笑問題太田光&光代『タイタン』を辞めた理由とは
※タイタンは長井秀和氏が所属していた芸能事務所で、お笑いコンビ、爆笑問題が所属、その一人である太田光氏(60)の妻である太田光代氏(61)が社長を務めている。
エイト「ちょっと日和っちゃって」
長井「お隣の駅(阿佐ヶ谷駅のこと)にちょっと酒乱のね、ワインを飲むと貴族になっちゃうっていう女性、太田光代っていうんですけど(笑)あの人が割と」
エイト「毎年ワインもらってます。」
長井「エッ?光代ワインですか?はぁ~っ、あれ、飲みました?」
エイト「の、飲みましたよ」
長井「まあ、いいんだろうけど。金持ってるからねあのお姐さんは。であれでしょ?気に入るとやたらとお酒に誘ってきません?」(笑)
エイト「そこまではないですけど、長井さんがタイタンやめた経緯とかあんまり良くわからないのでそこら辺ビミョーな経緯があるのかなと思って⋯それでちょっと⋯」
長井「なるほどなるほど。私がタイタンやめたのは、政治家になるとかいうのもあれば後は⋯けっこうYouTube割と出たときに太田光さんの悪口とか言っちゃったんですよ。」(会場笑)
長井「別に大した悪口じゃないですよ?あの人ってほら、自意識高くて『頭いいと思われたい病』?なんですよね、みたいな」
エイト「この本を『NG記者だから見えるもの』楽屋で太田さんに渡した時「この本、太田さんの悪口書いてるんで」って言ったら「ええっ!」ってすぐ⋯」
長井「ああ、ちょっとだけ書いてありましたよね?」
エイト「(そんな大した)⋯悪口じゃない無いんですけど」
長井「ちょっと、ね、なんか繊細というか。人のこと言うんだけど自分のこと言われると敏感な、ちょっと“誹謗中傷童貞”みたいなところがあって」(会場爆笑)「人に誹謗中傷はいいんだけど自分はやられると」
エイト「⋯自分全部同意してないですよ!」(爆笑)
長井「⋯ていうところはあってね、あと太田光代さんて、創価学会なんですよあの人。元々親がね。ホントはこれ言っちゃいけないんだけど」
エイト「何かに載っていましたっけ?」
※文藝春秋2024年2月号から連載された太田光代氏『お笑い社長繁盛記』(全10回)の5月号で「宗教2世に生まれて」を発表。宗教名は明かされていないが、新興宗教に傾倒した母親によるネグレクト体験を綴っている。現在も太田光代氏はその宗教に所属しているとされ、その過去の凄惨な出来事との矛盾に驚いた。
長井「そうそうそう。やんわり隠してるけど創価だろ、みたいな感じで、それYouTubeで言ったら怒っちゃってね。そんなでタイタンとはどうなんだ、みたいな感じで。独立というか、辞めるって感じにしたほうがいいんじゃないか、そんな経緯ですよ。」
エイト「そうですね、後は乙骨さんて、『フォーラム21』の。気を遣ってくれてそんなことになって。乙骨さん面白くて、反創価学会で『フォーラム21』もそんな内容ばっかりなんですけれども、創価学会の人から張り込みをされたりだとか」
長井「そうですね、付け回されたりだとか、もの凄い誹謗中傷が年がら年中ですし⋯あとうんことか何かでしたっけ?家の前に。人なのか犬なのか」
エイト「僕が聞いたのは自宅の前に車を停めてずっと監視をされて…乙骨さんけっこう筋骨隆々じゃないですか、上半身裸で野球のバットで素振りをしながらその車に近づいていったら逃げていったって⋯」
長井「ちょっとヤバい(笑)、何かねぇ、引越しおばさんだろ、引越しおじさん、みたいな(会場爆笑)乙骨正生にそういう(面が)」
溝口勇児の NoBorder 出演裏話
エイト「NoBorderは長井さんがメインで出たんですか?」
長井「いやいやあれは、基本的に溝口勇児さんって、ブレイキングダウンやってた人が毎回」
エイト「オファー受けたんですよ、で、スタジオのオファー受けて、内容見たらちょっと、どうかな?と思ってそれは断ったら一応VTRだけ撮らせてくれって⋯それは撮りに行ったんです。出来上がった内容みたらかなり酷かったんで。⋯まあ⋯えらい内容だったなと」
長井「何か、奥野(卓志/ごぼうの党)さんとか、立花(孝志/NHKから国民を守る党)さんとか色々いたのかな?」
エイト「最初に聞いてたメンバーと全然違うんですよ。恐らく大王製紙の⋯井川(意高)さんが、急にある番組の出演依頼があって、共演者に鈴木エイトがいたから断ったと⋯多分その番組だと思うんですけど。」
長井「そうなんですか」
エイト「僕がオファー受けたときにはあの人は入ってなかった。断って断って色んな人を入れてって最後にああいう感じの立花孝志とかになったのかなぁと」
未成年買春スキャンダルをでっち上げられ
長井「私もね、ネット上では某宗教団体と思われるまあ創価ですけど、創価のアカウントから三色旗を自分のロゴにしてるような人達がね、「長井はほんとにとんでもない、幼女を買春したとんでもないやつだ」とかね、『幼女買春』はやっぱり多いんですよ、17歳の女の子とやったんだろって話で」
エイト「あれってそんな話でした?」
長井「いえ、あれは24歳なんだ、ってことで裁判上の記録でも出てるんだけれども、一回17歳って出るとやっぱり未成年インパクト凄いじゃないですか?特に」
鈴木エイト、統一教会とのスラップ訴訟に完全勝訴!
エイト「今日は段取りなくいきなり始まったんですけど(会場大爆笑)僕の本『NG記者だから見えるもの』(講談社+α新書)と長井さんの本『権力とタブー』(さくら舎)ダブル出版記念。」(改めて会場拍手)
長井「ありがとうございます」
エイト「おめでたい場なんですけどもう一つおめでたいことがあって。おととい、統一教会側から訴えられていた裁判で一審で一部変な判決が出て一部敗訴みたいな形だったんですけど『鈴木エイト敗訴』みたいに報道した某産経新聞。酷いところがあって。当日『鈴木エイトさん一部敗訴』って出した。2日後にそのタイトル別の記事になってて『鈴木エイトさん敗訴』『一部』が取れていて」
長井「『敗訴』だけにね」
エイト「そうそう。で、今回は逆転勝訴、って報道されてるんですよ。別に逆転じゃないです。元々勝っていて一部敗訴だったのがそこは覆って完全勝訴だったんです。」
長井「そうだから、ようは、記者もちゃんと追ってないんでしょ?それか、意図的なのか」
エイト「例えば他のメディアは全部逆転勝訴、って出てたんで。タイトルの長さでしょうがないのかと。今回実は教会側がずっと長年拉致監禁キャンペーンって言って自分たちは拉致監禁、強制改宗をされて信者を奪われてきたんだとアピールしていたんですけどそこの中心的な人物から訴えられていて、でも一応自分の意志で引きこもっていただけなんではないか、っていう発言とか、10年前の記事に噛みついて来たんですけど」
長井「じゃ、10年前の雑誌か何かに」
エイト「10年前の『日刊カルト新聞』に関係ない別の記事の写真がキャプション。」
長井「じゃ、相当調べ上げてた」
エイト「その当時は何も言って来ないです」
長井「じゃあ藤倉を訴えろ、って話じゃない?」※日刊カルト新聞編集長藤倉善郎氏(51)
エイト「そうそう、まあ後から話になってしまうけど。で今回(の判定)も完全に全部ひっくり返って、自分の意志で引きこもっていたっていうことも、向こうは訴訟、家族訴えて最高裁で勝っていて認定されているんですけど、今回確定判決に対する論評も地裁で違法だとされてそれも全部ひっくり返ったんです。」
「真実はいつも一つ」名探偵コナンの決め台詞をささえにカルト宗教と闘ってきた
エイト「確定勝訴判決を受け取ったのはコナン君のおかげということでですね。」
エイト「今回開廷して何回か中でテレビ撮影があったんですけど裁判資料でずっと持ってまして」
長井「コナンのクリアファイルを持ってたってこと?願掛けで?」
エイト「『真実はいつも一つ。』って」
長井「あっ、それやりたかった?」
エイト「そんな感じで完全勝訴しましたっていうことで」とエイト氏は名探偵コナンのクリアファイルに閉じた何枚もの資料を会場にかかげた。
カルト宗教信者の人達は主観で物ごとを歪めたり、嘘も百ぺん言えば本物になる、信者の言うことしか聞かないなどの特徴があり、
「宗教弾圧だ」彼らの真実と、一般人の真実と、別々の真実があると言う。洗脳された彼らが主観を引き下げない限り。
真実を導き出すのは組織的な問題が絡めば一層厄介だ。
エイト氏の、名探偵コナン『真実はいつも一つ』は非常に意味がある言葉である。会場から完全勝訴への拍手が再び沸いた。
長井「今日はもしかして実は統一教会の人が紛れてるってことも考えられますからね」(笑)
エイト「毎回イベントのたびにネットで誹謗中傷する馬鹿な人がいて僕は直接言いに来い、って言ってるんですけど来ないんですよ。今日も挑発したらどうかな?って思ったんですけどほんとに来たらまたそれはそれで」
長井「有料だと来ないかも知れないですね。」(爆笑)
エイト「講演会とかに紛れ込んで。それはいるんですけど『教団信者は立ち入りお断り』しているところに入り込んで録音・録画をしてそれを元に訴訟してくるんで(そうした)内容をパワーポイントで紹介した上で「今日来てますかー」って言っている。一応誰も来ないです。」
長井「統一教会は⋯本当にもう名前を変えるとかもう名義変更などが得意ですよね?」
エイト「そうです。ビデオセンターって言って勧誘して連れて行く偽装施設。それの名前、3年毎位に名前変えるんですよ。訴訟対策とかで」
長井「何か風俗店とか違法ボート屋みたいな奴らだよね?やってることが。あんまり言うと訴えられちゃうかな?」(爆笑)
エイト「いやいや、⋯。繰り返し書籍でも信者“生産施設”“生産所”って言ってるんですが、向こう側の顧問弁護士は「鈴木エイトは信者を生産する、って物扱いしているひどいやつだ」って言われたんです」
長井「そんなことまで⋯ようは物言いに関して物を言う、っていう」
エイト「でも2009年の申請事件から教団の関連会社が逮捕された事件があったんですけどその時の押収した資料に、信者生産施設、向こうから生産って書いてある。“生産ルート”みたいな」
長井「自分で書いているのにも関わらず」
エイト「自分たちで“生産”って言ってんじゃねーか、っていう、まあ方便なんですけど」
長井「いやだからまー、エイトさんは数限りなく抗争を、統一教会と、もうね「ミッチー(故浅香光代)✕サッチー(故野村沙知代)論争」みたいな、(会場大爆笑)ずーっとやりあってて⋯」
エイト「この(本の)1個前のKADOKAWAの本で『統一教会との格闘、22年』て出したんですけどまあ23年になりますけどその位からずっとやってましたね街頭で。最初は活動家だったんですけど勧誘組織を⋯」
長井「それ、結構違法行為してるんじゃないか、っていう所をビデオで撮ったりとか、あとあれですよね?なんか政治家が、特に自民のが、統一教会関係の施設に入っていく所を撮ったりしてたっていうことですよね」
エイト「それは教団側がメディアで放映しているやつをネットで拾って、ってのが多かったんで、あんまり一般に公開してなかったのを、途中から公開したものを、こまめに保存してたというだけでもある。」
感心する長井氏に、やろうと思えば誰でもやれたことであって、と謙遜するエイト氏。
安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに名前を売ることでカルトと闘う自作自演戦略!
長井「特にあれ2022年の7月でしたっけ、安倍首相が銃撃されたっていうところから、統一教会だってことが判明してから取材される方が凄かったんじゃないんですか?」
エイト「あのときも最初の2週間位はメディア相手にしてくれなかったんですよ。」
長井「自分から色々アピールしたとか…自分でハッシュタグつけたんですか?」
エイト「『#鈴木エイトを出せ』」(会場、笑い漏れる)
長井「自作自演ですか」
エイト「(笑)そうしないと、変な言説が広まっちゃうので。有田(芳生)さんもいたんですけど、有田さんは最近のことを知らなかったので」
長井「あー。確かにね」
エイト「直近のことを語れる人が誰もいないまま変な情報が流布して、これはなんとかしなきゃ、ってあえて自分を売り込んだんですけど」
長井「でもそれ売り込まれても、全部それら(質問)を受け止められて返せるだけの、蓄積したデータと今までの取材、ありましたもんね」
エイト「そうですね、そこで最初、サンジャポとかミヤネ屋が呼んでくれて、ようは生放送でいきなり放送禁止用語を叫んだりしないような失言しない人みたいなことを探られたようなんですけど、それは一応クリアできて、だんだん人が増えていった中で、無名から有名になっていったんですね」
長井「確かにあの当時、安倍(晋三)さんの(事件があって)…って日本全国が興味あって、そこに「鈴木エイトって何?」っていうことがありましたよね?」
エイト「名前にカタカナ入ってて、変な暴露系ユーチューバーじゃないか?って」
長井「何か…北尾トロ(フリーライター)、みたいなね?まぁいるんですそういう人が」
エイト「僕知らないんですけど「うん」って言っちゃいました」(笑)
長井「何かね、裏モノJAPANとか書いてる、クセがありすぎるエロライターみたいなのがいるんですけど、その手の類いかな?ってちょっと思うじゃないですか?」
エイト「思われましたね」
長井「あとこれ、失礼なんだけど鈴木エイトさんももしかしたら前職でなんかヤバイAVとか撮ってたような人とか」(会場笑)
エイト「カンパニー松尾さんとか」
長井「そうそう…意外にそういう人、文筆業に走る人がいるんで」
エイト「鬼畜系、ってやつ?」
長井「ちょっとベールに包まれた、急に、謎の『エイト』が登場だ!みたいなのであの時の衝撃はあったと思いますよ」
PART2に続く〜
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