「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?
最近の中東情勢は極めて緊迫しています。発端は、イスラエルによるイラン核ミサイル施設への空爆。複数の死者が出たこの攻撃に対し、イランはイスラエル本土への大規模報復を敢行。アメリカも巻き込まれ、トランプ政権下の米軍がイラン核施設を攻撃、中東へ空母打撃群を派遣するという大規模軍事行動に出ています。
イランは「壊滅的反撃を辞さず」と警告し、状況は一触即発の様相を呈しています。
▷ イラン:反イスラエル国家
1979年のイラン革命以降、反米・反イスラエルの姿勢を強めており、イスラエルの国家存続自体を否定。
▷ イスラエル:核保有を絶対に阻止
イランの核開発を「国家の存続を脅かす脅威」とみなし、先制攻撃や暗殺・サイバー攻撃など多様な手段で阻止。
▷ アメリカ:イスラエルの後ろ盾
ユダヤ系ロビー団体AIPAC(エイパック)などの影響で、イスラエル支持は政権を問わず超党派で継続。シオニスト福音派という宗教右派も強い影響力を持つ。
イランには“代理勢力”が多数います。
これらの連携が強まれば「中東全域を巻き込んだ戦争」に発展する可能性がある。
1915〜17年にかけてイギリスが行った外交政策が、今日の混乱の源とされています。
この三つは相互に矛盾しており、アラブ人・ユダヤ人・フランスいずれにも嘘をついたことが後の対立の火種になりました。
過激な宗教右派が掲げる「グレーター・イスラエル構想」は、ナイル川からユーフラテス川までの領土拡大を目指すという思想。
これは旧約聖書に基づいており、現在のイスラエルより遥かに広大な地域(レバノン南部、シリア、イラク西部、サウジ北部、シナイ半島など)を含みます。
これが実際の入植政策・軍事行動の背景にあると指摘されており、「陰謀論」と一蹴できない現実的脅威と化しています。
アメリカの中東介入には2つの顔があります。
表向きの理由
裏の本音
イラク戦争・シリア内戦・イラン核合意離脱など、アメリカの中東政策はイスラエルの戦略と重なっていることが多く、実質的に「イスラエルの代理戦争ではないか」との批判も存在します。
日本は中東からの石油輸入に依存しており、ホルムズ海峡の封鎖=エネルギー危機につながります。
日本の外交方針がアメリカ寄りである限り、中東の火種は対岸の火事では済まされません。
現時点では全面戦争の可能性は低いと見られますが、以下の点に要警戒です。
偶発的な爆撃や報復によって戦火が拡大すれば、**米中露が直接関与する“本当の第3次世界大戦”**の引き金になる可能性は残されています。
中東戦争は、単なる国家間の利害対立ではなく、
という「複雑に絡み合った構造」により、100年以上終わることなく続いてきました。
現代においても、イスラエルの過激化・アメリカの後押し・イランの反発という構図は健在であり、状況は予断を許しません。
とくに我々日本人にとっての物価・生活コストへの影響は、極めて重大な関心事です。
コラムニスト:根本 良輔(ねもと りょうすけ、1994年6月21日)
東京都練馬区出身。くりのみ保育園、大泉南小学校、大泉第二中学校卒業。石神井高校、芝浦工業大学を卒業後、東京大学大学院へ進学し(のち中退)、電気工学の研究に従事する。会社経営者、政治活動家、つばさの党幹事長。二児の父。
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