「忖度」無しの報道 "なんか"日本の報道に違和感を感じている人へ ちょっとクセあり番組だけど フォローしたら良いことあるかも?
これまで経済や司法を中心に発信してきた筆者が、今回は「カルト宗教と政治の癒着」という重要なテーマに踏み込みます。
その筆頭が、創価学会と公明党の関係です。
今回は、元公明党委員長であり創価学会の中枢にいた矢野絢也(やの・じゅんや)氏による暴露本『黒い手帖―創価学会日本占領計画の全記録』を中心に、学会の実態を掘り下げていきます。
矢野氏は元学会幹部として30年以上活動し、公明党委員長まで務めた人物。
学会の意向を受けて政治活動を行ってきた“ガチの中のガチ”です。そんな彼がなぜ“敵”に回ったのか?
それは、自らが記録し続けていた「黒い手帖」が学会関係者に奪われたことに端を発します。
30年間にわたり記録してきた内部情報が手元から消え、裁判に発展。その過程で「自分は操られていた」と気づいたのです。
手帖には以下のような内容が記されていたとされます:
池田大作氏による言論妨害事件
共産党との秘密協定
女性問題や財務(寄付)の強要
集団ストーカーまがいの嫌がらせ
学会脱会者への報復
これらは単なる偶発的事件ではなく、「組織的・連携的・計画的に行われていた」と矢野氏は述べています。
これはまさに「宗教法人法第81条」に基づく解散命令が検討されるべきレベルです。
創価学会は、自民党との選挙協力を通じて政治に強大な影響力を持ち続けています。
具体的には:
小選挙区では学会員が自民党候補に投票
比例では自民党支持者が公明党候補に投票
選挙運動(ポスター貼りなど)も学会員が無償で支援
これにより、自民党は選挙に勝ち、公明党は比例で議席を得るという“共生関係”が続いています。
1994年の選挙制度改革で導入された小選挙区比例代表並立制。これが創価学会の政治支配力を逆に強化しました。
1人区では創価票が決定打となり、連立与党が強固に。1999年から自公連立政権が継続している背景にはこの仕組みがあります。
矢野氏は、手帳を「自発的に渡した」と学会側に主張されたものの、それは脅迫まがいの圧力の結果だったと主張します。
尾行・監視・誹謗中傷――まさにカルト団体による「脱会者潰し」の典型例です。
公明党はもともと福祉重視の大衆政党であり、子ども手当の創設にも関わっていました。
しかし小泉政権時代、平和主義を掲げるはずの公明党がイラク戦争を支持。
信者離れが進み、「これはおかしい」と矢野氏が球団(=批判)に回るきっかけにもなりました。
統一協会には解散命令が出されたのに、なぜ創価学会には出されないのか?
理由は明白です。
「影響力が強すぎるから」です。
裁判所も政治家もメディアも、学会を恐れて踏み込めない現実があります。
創価学会が“転落”した分岐点として矢野氏は以下を挙げています:
言論出版妨害事件
→ 池田大作が証人喚問を恐れて謝罪
日蓮正宗との対立・破門
→ 独立宗教団体化し、財務(寄付)路線へ転換
選挙制度改革による創価票の政治支配化
→ 公明党が自民党に完全従属するようになった
創価学会・公明党の問題は、単なる宗教や政党の問題ではありません。
これは日本の民主主義を揺るがす、構造的な権力問題です。
統一協会と同様、いやそれ以上に、創価学会の闇に光を当てる必要があります。
今後も矢野絢也氏の著作を取り上げ、創価学会の実態を明らかにしていきます。
どうか皆さんも、この問題に関心を持ち続けてください。
コラムニスト:根本 良輔(ねもと りょうすけ、1994年6月21日)
東京都練馬区出身。くりのみ保育園、大泉南小学校、大泉第二中学校卒業。石神井高校、芝浦工業大学を卒業後、東京大学大学院へ進学し(のち中退)、電気工学の研究に従事する。会社経営者、政治活動家、つばさの党幹事長。二児の父。
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